New York Public Library (ニューヨークパブリックライブラリー)のESLクラスを受講していたニコルです♪
ESL(English as a Second Language)とは母国語が英語ではない人が英語を学ぶことを言います。
ニューヨークで無料の英会話を探している人にすごくおすすめのクラスです!
今回は私がニューヨーク近郊に引っ越してきてから、ロサンゼルスへ引っ越すまで通っていたニューヨークパブリックライブラリーの無料の英会話クラスの申し込みから、通ってみた感想などをシェアしたいと思います♪
Contents
ニューヨークライブラリーの無料ESLクラス
New York Public Libraryの英会話クラスは初級・中級・上級クラスまであり、外国人の友人を作ったり、普段コミュニケーションが不足している人にはとってもおすすめのクラスです。なんと言っても無料ですから!
- 平日のクラスは週2回、1回2時間の授業
- 土曜日のクラスは週1回、1回4時間の授業
クラス分けはスタッフと1対1の面接形式のテストがあり、そこで自分のレベルと、同時にどの図書館に通うかも決めます。
説明会&登録会が重要!
この英会話は無料のため、とても人気があり初めの説明会と登録会がとても大切です。
説明会なのですが、いくつかの場所で数日行われます。
例えば、秋10月からスタートする場合は9月に説明会・登録会が幾つかの会場で行われます。(この参加した説明会の図書館に実際通う訳ではありません。)
希望の日程、会場を選ぶコツ
- なるべく早い説明会に参加する、並ぶ
- 図書館の場所を簡単に調べておく
- 通えない時間・曜日を事前に確認しておく
私の参加した秋のクラスの説明会会場は5、6箇所で、午前・午後など複数回あったと思います。合計ではかなりの回数がありました。
ちなみに子供を連れての参加が不可だったので、初日の土曜日に行われたハーレムのライブラリーで行われた午前の説明会に私が参加、午後の説明会に夫が参加し、交代して行くことができました。
初日の午前中の説明会で良かったこと
初めてハーレムという場所に行くため、早めに家を出たところ、開始予定時間よりも30分も前に到着してしまいました。すでに4、5人が集まっていました。
日本人の癖で「並ばなくて良いのかな?」と思い、先頭らしきご夫婦に「ラインに並んでいるか?」と聞いてみたところ、周りの人もラインを意識し始めて建物伝いに並び始めました。私もすぐに列に入ったので5番、6番だったと思います。
列に並ぶ習慣のない人も何人かいて、ドアの近くで待っていましたが、結局は最後尾に回されることになってしまっていたので、列には並んでおいた方が賢明です!
時間になって会場に入ると番号札を渡され、番号順に会場の席に着席していきます。
定員が何人かわかりませんが、ゆうに100人は超えていました。かなり大きな会場でしたが、それでも入りきれない程の人が集まっていて、人数オーバーした人は入れてもらえないようでした。(汗)
無料クラスのルール説明
会場ではプリントが配られ、スクリーンを使い英語とスペイン語だったかな?2ヶ国語での説明が30分くらいあり、質問の時間も含めたら1時間近くあったかもしれません。
- ニューヨークの無料の英会話クラスであること
- 10週間(2ヶ月半)通して、2回までしかお休みは取れない
- 3回目お休みした場合はウェイティングリストの人と交代しなければいけない
面接形式の英会話テストと図書館選び
説明会のあとは番号札の順番通りに面接が始まりました。この面接で初級・中級・上級に分けられます。
私の場合は初級だったので、初級クラスの日程と場所をスタッフが「ここはどうだ、どこが良い?」など聞いてきました。
初めは家から遠い場所を提案されたのですが、子供のピックアップの時間に掛かってしまうため、自分の条件を伝えました。
- 子供の送迎の時間
- 通える曜日
- マンハッタンまで地下鉄の何線で通っているか
そこで、平日の9時〜11時のクラスに通うことができて、アクセスの良い場所を選んでもらえました。
図書館の方たちは短時間に100人以上の生徒の面接や会場選びをこなさないといけないため、かなり急いで決めようとします。あらかじめどの辺りの場所が良いのかイメージしておくと良いと思います。
また、遅く並んだ人たちはたくさんの人の面接と会場選びを待ってから自分の面接なので、相当な時間待たされることになったと思います。また、希望の曜日や場所を選ぶことができなくなるため、説明会にはかなり早めに到着するように行くのがポイントです!

場所と曜日が決まるとこのような用紙をもらいます。そちらでお休みの日を確認したり、先生の名前も確認することができます。
ウェイティングリストから繰り上がりで参加した人のエピソード
私は早く面接を受けて、並んだ時間も早かったので時間も会場も自分で選ぶことができましたが、遅い日程の説明会に参加した人はすでに定員いっぱいでウェイティングリストにしか入れなかったとのことです。同じクラスにウェイティングリストから繰り上がり参加した人もいました。
彼女いわく、下のような対応だったとか。
- 突然空きが出たから明日の授業から参加するように電話連絡がきた
- 会場は指定され選べななかった
突然明日からはちょっと無理と答えたら、その次の授業からにしてもらえたそうです。
英会話クラスの人数や人種
クラスの人数は初級、中級、上級によって、また曜日にもよって違っているようです。
私の参加したハドソンパークライブラリーの初級クラスは30人ほど。
参加している国は本当にバラバラでした。ロシア、フランス、ブラジル、中国、韓国、日本など。スペイン語を話す人はかなりの人数いましたね。また、年齢も20代から80代のおばあちゃんまで様々。
夫は土曜日の上級クラスに参加してましたが、もう少し人数は少ないと言っていました。土曜日だと4時間通しの授業でかなり疲れるようです。
その代わりと言ってはなんですが、帰りにクラス仲間と食事して帰ることが多々あり、楽しそうでしたよ♪
授業の様子
授業は人数が多いこともあり、2人で1冊の教科書を一緒に見ながら進めてたり、プリントで行われる日など、日によって様々でした。
また、映像を見ながらプリントを解いていくような授業もありましたよ。
英会話の初級なので、文法も学びながら会話の練習といった感じでした。
最後の授業では修了証を渡され、先生と生徒達みんなでスナックや飲み物を飲んで打ち上げのような会もありました。
感想
人気の無料クラスだけあり、説明会では希望者が多くてびっくりしました。
私のクラスは初級のため人数も多かったけれど、先生の会話がゆっくりめで聞き取りやすく話してくれていました。
授業中はスマートフォンは禁止、同じ言語の人とは同じグループのテーブルに座らないなど、先生がルールを決めてくれていたので周りの生徒とは自然と英語だけで会話しなくてはいけない状況になりました。積極的にお話をしないとコミュニケーションが取れない環境になり、サバイバルにはもってこいでしたよ。
こういった状況で学べるだけで、外国人に対する抵抗感も少しは減ってきて、アメリカに来たばかりの私には役に立ったと感じています。
まだアメリカに来て間がない人や、普段会話の機会の少ない人には実戦で話す経験にもなるので、すごくおすすめです。
ニューヨーク近郊に住んでいるお友達もできるので、お友達づくりにも良かったですよ。
ではまた次回、ミスニコルのアメリカンライフでお会いしましょう〜!!