先月2泊3日でロサンゼルスからカナダのバンクーバーまで海外旅行してきたニコルです♪
今回の旅行はビザの関係でアメリカ国外に出るための旅行でした。
この時期のバンクーバーの気候と、2泊3日でどこへ行って、どんな旅だったかをシェアしたいと思います♪
Contents
Eビザのルール
今回の旅の目的は「アメリカ国外に一旦出る」でした。
私たち家族はアメリカにEビザをもらって住んでいます。
このEビザの有効期限は最長5年間なのですが、移民法の「I-94」では最初2年で1度アメリカ国外に出るとまた2年更新されるという仕組みになっています。
陸路だとI-94の再提出が必要ですが、飛行機の場合は出入国の際に自動でやってくれるので飛行機を選ぶと簡単に更新ができるんです。
今回はその「国外に一旦出る」と言う目的だけの為に行ったので、たった2泊3日の旅行になりました。
2泊3日バンクーバー旅行
もともとロサンゼルスから一番近い外国であるメキシコに行こうかと考えていたのですが、1ヶ月前に航空券を予約しようと値段を調べたら、バンクーバーの方が安かったので、バンクーバー決めました。
飛行機代はAir Canada(エアーカナダ)のサイトで予約して3人で550ドルでした!Air Canadaでこのお値段なら、かなり安いと思いませんか?!
バンクーバーは2回目なのでそれほど貪欲にここもあそこも観光しよう!というプランではなく、ノープランです。(笑)
カナダ・バンクーバー4月の気候と服装
旅行日程は正確には4月25日〜27日に行ってきたのですが、予想ではほぼ晴れ。気温は11〜13度の予報。
バンクーバーでの服装
- 長袖のTシャツ
- パーカー
- ユニクロのダウンベスト
- デニム
- スニーカー
最近、ロサンゼルスの辺りはかなり暖かくなっていたので11度とか13度がどの程度の寒さかすっかり忘れていて、服装を長袖Tシャツ、パーカー、ユニクロのダウンベスト(持ち運ぶのに便利だと思ってチョイス)、デニム(くるぶしが隠れない短い丈)、スニーカーにしました。
これが大失敗。(汗)
超寒かった!!!
特に海辺を歩く時は地獄のような寒さでした。(涙)
1週間前は結構暖かかったらしいのですが、私達の到着した時はまさに冬か?!と思うような寒さで、外を観光して歩くなら普通の冬装備で良かったみたいです・・。
地元の人は今回の私と似たような服装の人もちらほら見かけたけれど、それでもダウンジャケット、ダウンコートを着ている人が多かったです。
幸い使い捨てカイロをいくつか持って行って良かったです!これがなければ生き延びられていたかどうか・・ってくらい寒がりには厳しかったです。
さらに手袋と耳まで覆うニット帽子も持って来れば良かったなって思いました。
Airbnb(エアビーアンドビー)を使って宿泊
旅の目的が一時国外脱出だしあまりお金はかけずに帰りたいので、ホテルには泊まらずエアビーアンドビーを使って民泊をすることに。
借りたのは戸建てのようなタウンハウスで民泊用にリノベーションしたお宅でした。
夫は満足していましたが、私はイマイチでした。(笑)理由は後ほど。
1日目 LAからバンクーバーまで移動
ロサンゼルスからの出発時間が朝早い便か、お昼の便かでちょっと悩みました。朝早い便にすると朝4時起き。寝坊したらアウトですよね。
子供もいるしかなり大変かなと思ってお昼の便を予約しました。
到着した午後はURBAN FARE(アーバンフェアー)というマーケットに寄って、エアビーアンドビーで借りている宿で食べる、翌日の朝食を調達。サンドイッチやパン、フルーツ、飲み物など。
アーバンフェアーはホールフーズみたいなオシャレな雰囲気のあるマーケットで、前回来た時にも立ち寄ってオリジナルのエコバッグやウォーターボトルをお土産に買って帰りました。
美味しそうなものはたくさんあるけれど、2泊3日なのでたくさん買っても食べられないので、本当に食べられる分だけ購入。
カナダのマーケットの食材は半分くらいアメリカでもお馴染みの商品が並んでいるようです。結構アメリカの会社が商品を供給しているようです。お店の雰囲気もアメリカとかなり似ていると思いまいました。
ホールフーズマーケットにもよくある量り売り。半端ない種類が並んでいてびっくり!
その後、バンクーバーに住んでいる夫の親戚達と合流、食事。
カナダには2014年の日本映画『バンクーバーの朝日』(出演:妻夫木聡・亀梨和也・勝地涼・佐藤浩市・高畑充希・宮崎あおい・他)でも日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」が描かれているなど、戦前から日系移民がとても多い国です。
夫の親戚達もその時代にカナダに渡った日本人で、今でもその子供達と交流があります。
エアビーアンドビーでの経験談
宿に戻ってから私が最初にお風呂に入ることにしました。
外も寒かったから湯船にお湯を張って入ろうと・・・。
しかし、半分くらい溜めたところでお湯がぬるくなっていて・・・入り始めるとお湯は水へと変わっていきました。(汗)
そうなんですよ、大型アパートやホテルじゃないので、タンクにお湯を溜めて使う給湯システムのようでタンクにお湯がなくなれば、お湯が終わり。あとはお水だけが供給されます。
チーン・・
それならそうとどこかに書いておいて欲しい・・・。
お陰でシャンプー途中で水に変わった私は寒いバンクーバーで水浴びをして出ることになりました。本当に風邪をひかなかったのが奇跡!ラッキーとしか言いようがない。(笑)
値段だけを優先したい人ならエアビーアンドビーはおすすめです。バンクーバーのホテル宿泊費はかなり高いので、宿泊費を抑えて食費やお土産などにお金を回すのもありかなと思います♪
2日目 片道4時間ブリティッシュコロンビア州ビクトリア観光
その昔1986年放送の『ライスカレー』というドラマがあったけれど、見た方はいるでしょうか?
『ライスカレー』主な登場人物
時任三郎・陣内孝則・布施博・中井貴一・北島三郎・藤谷美和子・風吹ジュン・ガッツ石松・地井武男・角野卓造・他
かなりの有名な役者が名前を連ねたドラマだったようです。脚本は『北の国から』の倉本聰さんが書いたもの。
2日目に訪れたのはこのドラマのロケ地にもなっているカナダ ブリティッシュコロンビア州ビクトリアです。
ドラマ『ライスカレー』が大好きだった夫がビクトリアに行ってみたいと言っていて、30年越しの夢を叶えに宿から片道4時間、電車、バス、フェリー、バスと乗り継いで行って来ました。(笑)
乗ったフェリーなのですが、かなりの大きさがあり、設備も充実しています。レストランやカフェ、お土産やさん以外にもキッズ用のスペースや、コンセントが使える机が並んでいたり、スマートフォンの充電場所も色々な場所にあり長時間乗っていても時間が潰せるようになっています。かなり重たいですがWi-Fiもあります。
フェリーを降りる場所にも観光地図や案内のチラシも充実しているので、我が家のようにノープランで行ってもここで情報収集できます。(笑)
こちらは「州議事堂」。ビクトリアの街は色とりどりの花が咲いていて、どこもかしこも撮影スポット!散歩しているだけでも楽しめる街でしたよ〜!寒いのを除いては・・。
ドラマにも出て来ていた「The Empress Hotel」にも行って来ました!私は以前日本にいる時に「ライスカレー」のDVDを夫に見るように言われていたので、途中まで見たのですがビクトリア=ガッツ石松という頭が出来上がっていて、エンプレスホテルに着いても思い出すのはガッツ石松。見ないで行った方が良かったかも。(笑)
帰りのフェリーの時間もあり、滞在時間はわずか2時間半でしたが、寒いながらも家族で散歩や食事をして楽しい時間を過ごせました。往復8時間もかかりましたが、外の景色を見たり、カナダの電車、バス、フェリー移動も楽しく良い思い出になりました!
3日目 グランビル・アイランド(Granville Island)
この日は朝食を食べたあと、徒歩でクイーンエリザベス公園を散歩。3日間通して感じたことは桜の木がとっても多いこと。お花見の時期は少し過ぎていましたが、久しぶりにお花見ができて良かった。見頃は4月上旬ころなのかな。
宿をチェックアウトしてキツラノにある親戚のご自宅へ。キツラノは綺麗で手入れの行き届いたお家が立ち並んでいるエリアでした。
初めて会う親戚夫婦とも無事に会えて、散歩をしながらキツラノビーチパーク内にあるレストラン「the BOATHOUSE on kits beach」へ。
この建物の2階がレストランになっています。
こちらは親戚の一人が食べていたもの。私の注文したパスタより美味しそうでした♪
食事も美味しかったし、ビーチを見ながら食事が楽しめて、おすすめのレストランですよ!
帰りのフライトは夜なので、それまで「グランビル・アイランド」のパブリックマーケット内を歩いて美味しそうなものを探したり、食べたり。Kids Mark(キッズマーケット)では子供が遊んだりして最後のバンクーバーを楽しみました。
まとめ
今回は服装でかなり失敗してしまったため、あまりの寒さでのんびり観光する気持ちになれなかったのが残念です。
4月に観光で行かれるなら、外を歩く時間も多いし、バンクーバーは海がすぐ近くにあるため体感温度はもっと寒く感じると思います。
大げさなダウンコートだと邪魔になることも多いので、重ね着でその都度少しづつ脱ぎ着できる装備で行くことをおすすめします。
ちなみに3日目はすごい強風でフェリーが欠航してしまっていました。前日に行っておいて良かったです。風の強い日などは欠航になることもあるフェリーなので、もし行かれる方は予定を早めに組んで、万一欠航になった場合日程をずらせるようにしておくと良いかもしれません。
ビクトリア観光、もっと時間のある時にまた行ってみたい!と思う街でした。1泊で行くのがベストだったかな〜と悔やまれます。
それと、エアビーアンドビーなどの民泊を利用して戸建てのようなお家に泊まるなら、シャワーの出し過ぎに注意が必要です。くれぐれもお湯は張らないように!(笑)
ではまた次回、ミスニコルのアメリカンライフでお会いしましょう〜!!