子育ての気苦労で最近白髪が出て来たニコルです!(汗)
アメリカでの子供のプリスクール選び、引越ししたタイミングなどでうまく行く場合と、うまく行かない場合があります。
うちの子の場合、夏休み期間中と重なってしまったために、うまくいきませんでした。
その失敗したプリスクール選びをシェアしながらご紹介したいと思います!(笑)
Contents
プリスクール( Preschool)の年齢・選び方
この時はまだニュージャージー州に住んでいました。
以前住んでいたニュージャージー州( NJ)では義務教育はキンダーガーデンからでした。
ちなみに今住んでいるアーバインでははエレメンタリースクール(小学校)から義務教育なんです。州や学校区でかなりの違いがありますね。
うちの子の場合、4歳で日本からニュージャージーに引っ越したので、義務教育であるキンダーガーデンに入る前に英語を学ばせたくて、まずはプリスクール探しを始めました。
日本にいた時から英語は習ったことがなかったので、プリスクールのうちに英語を覚えておかないと授業についていけなくなってしまうと心配していました。
ちなみにニュージャージー州のカットオフ(学年の区切り)は10月1日でした。
なので、10月から9月末生まれの4歳児が同じ学年になります。
情報収集
まず、近所に住むお友達になったばかりの日本人ママ達(駐在員のご家庭)から情報収集をしました。それとSchool district(スクールディストリクト)にメールで問い合わせをしました。
不運な事に夏休み中に引っ越ししたため、School districtからは先生の出勤が始まる8月末に問い合わせして、と言う返事がありました。
うちの子には金銭的にもパブリックスクールを希望していたのですが、ママ達の情報ではプリスクールはどこもいっぱいだから、プライベートスクール(私立)で早めに英語に慣れさせたらどうか、とアドバイスを受けプライベートスクールのデイケアに一旦申し込みをしました。
費用は週3日で月1500ドル。あまりの高さに驚きました!
通常の週5日で通った場合は確か2400ドルと言っていました。今ならこんなに高い私立の学校によく申し込みしたなぁと、当時の慌てた心境を笑ってしまいます。
駐在員家庭の方は子供2人を通わせたりしていて、すごいですよね。(汗)
この時は引っ越ししたばかりだったし、夏休み中にプリスクールを決めて新学期からみんなと同じタイミングで学校に行かせてあげたい!って焦っていました。
8月中旬、私がパブリックのプリスクールをまだ探していると言ったら他のママ友が早くから学校の準備をスタートしているプリスクールやデイケアがあるから電話してみたらとアドバイスをくれました。
教えてもらったパブリックスクールのリストの電話番号に夫に片っ端から電話してみたところ、空きがあるデイケアを2つ見つけられました。
すぐに私一人でそのデイケアを偵察しに行きました!
オープンハウス(学校見学)
まずは外からどんな場所にあるか、などを車で見て周りました。
1校目は比較的安全そうなエリアにありました。
入り口に屈強そうな警備員がいたり、通っている生徒もバランスが良かったです。
難点は渋滞するコースを走ること、距離が少し遠いことでした。
2校目は学校の周辺の家に鉄格子がはめてある家が建ち並ぶエリアにありました。こういった鉄格子が家を囲っていたり、窓枠にはめてある家が並んで建っているエリアは一般的に危ないと言われています。
アメリカに不慣れな私でもかなり危険な匂いを察知しましたが、家からは渋滞と逆方向なので、比較的近いと感じました。
この2校を比べたらやっぱりやはり安全そうな1校目かなと日本人なら誰もが思うと思います。
我が家ももちろん1校目に申し込みをしようと書類を全て準備して持って行きました。
デイケアに書類を提出して、担当の方が書類を確認をしていたのですが、そこで「アメリカでの出生証明」を出すよう言われました。
うちの子はアメリカで生まれていないのでアメリカの出生証明は持っていません。日本の出生証明も同封していたのでそちらを見せたのですが、アメリカで生まれた子供しか入れないと断られてしまいました。
普通アメリカのパブリックスクールは自国の出生証明書(領事館で英文の証明書を作ってもらう)を出せば受け入れてくれるのですが、ここの学校はアメリカで生まれてないとダメだよと・・2回ほど確認したけど 「I'm sorry.」としか答えてくれませんでした。
このデイケアの対応については今も納得できていません。
残る選択肢は2校目。この時にすっかりスクールディストリクトが8月末から始まることも忘れてました。気持ちが焦りすぎていたんですね。(汗)
義務教育じゃないんだからスクールディストリクトが始まってから学校選びすればよかったんです。今ならそう思います。
2つ目のデイケアへ見学に来ていいと言われたので、家族3人で行ってみることにしました。学校の周りは危ない雰囲気だなあと思いましたが、教室内はとても明かるくて、雰囲気も良かったです。
責任者らしき先生はかなり優しそうですし、プレイグラウンドがすごく狭かったけれど一応設置されていました。
ニュージャージーやニューヨーク周辺は土地の価格が高いせいで、プレイグラウンドが狭く、アスレチックが小さいものが多かったです。
この2校目のデイケアについてもアスレチックがあるだけマシと思ってました。
プリスクール決定
悩んだ挙句とりあえず、席の確保だけしておくか。そんな気持ちで2校目の学校デイケア(保育園)に申し込みしました。
プライベートスクールに支払った前金1ヶ月分1500ドルが勿体無いので10月から通いたいと言ってみたのですが、答えはNO。
空きは2人分しかないから今決めないとすぐに他の子に決まってしまうと言われてしまいました。この時点でプライベートスクールに支払ったお金は勿体無いですが諦めることになりました。(軽く書いていますが、相当落ち込みました・・。)
こちらはデイケアなので、預かってくれる時間は8時半から2時半まで。ちなみに日本人、中国人、韓国人などのアジア人はゼロでした。
スクールディストリクトでの学校選び
8月末になりスクールディストリクトに電話しましたが、まだ始動していないから9月になったらまた連絡してと言われました。
アメリカの人はかなりのんびりしているので、焦ってはいけないと今なら思います。
9月になり電話してみたら、ホームページを更新するからそちらを読むように言われました。
ホームページが更新されアクセスしたら、面談日のアポイントメントを入れるよう書いてあり、やっと9月半ばすぎにアポイントメントが取れました。
デイケアはすでにスタートしていました。子供も英語ができないながらもお友達ができたようです。
それから少ししてスクールディストリクトの面談日を迎えパブリックのプリスクールの申し込み(デイケアから転校することになる)をしました。
面談に持参した書類はパスポート、ビザ、出生証明、住所確認のための郵便物。念のため私たち両親のパスポートも持って行きました。
その後、スクールディストリクトから連絡がきて本来なら通うはずの家から徒歩で通える学校は満員で入ることはできない。代わりに別の学校へ行ってください、とのことでした。
行くように言われた学校は通い始めたデイケアのすぐ近くでした。(結局、鉄格子の家が並ぶエリア、車で15分)
子供は「友達が出来たからデイケアをやめたくない、友達と離れたくない」と泣き出し。
夫も「子供に友達も出来たし転校するのは可哀想。このままでもいいんじゃないか」と言うので、転校するのはやめることにしました。
まとめ・感想
夏休みに日本から引っ越しした我が家のプリスクール選びは本当に大変でした。
こちらに来て分かったことは9月に始まる学校のオープンハウス(学校見学)や申し込み期間は基本的に前年の10月〜12月。
結果が1月〜2月に発表になり、6月くらいまでに手続きをすればいいようです。
7月・8月は夏休み期間なのでどこも活動していません。
出遅れた場合は焦らず、のんびり探すのが良いと思います。焦ってもどうにもならないし、手続きが面倒になるだけです。
基本的に一度決まったパブリックスクールを辞めて、他のパブリックスクールに転校する場合はその理由がきちんとしていないと認められないようです。
認められると思われる理由は日本に一時帰国するので一旦辞める、経済的に車を手放さなくてはいけないので送り迎えができなくなり近くの学校に変えたいなどです。
身勝手な理由では転校させてもらえないので、スクールディストリクトに相談する際には注意が必要です。また転校の手続きも面倒になると思います。
このブログがお子さんのプリスクール選びの参考になると嬉しいです♪
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ではまた次回、ミスニコルのアメリカンライフでお会いしましょう〜!!